コンサート情報

2023年10月19日(木) 19:00 (18:30開場)


ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)
シューベルト「冬の旅」

  • 託児
  • 一般発売:7/8(土)~

出演

ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)、岡原慎也(ピアノ)

©EPRClassics
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内容


シューベルトが最期に遺した、リート史にきらめく不朽の傑作《冬の旅》

 
偉大なバリトン歌手、フィッシャー=ディースカウの後継者として、
古楽から現代音楽まで幅広いレパートリーを誇る現代最高峰のバリトン歌手、ディートリヒ・ヘンシェルが登場。
ピアノは、長年に渡りヘンシェルと共演を重ねる岡原慎也がつとめます。
 
シューベルトが最期に遺した不朽の傑作歌曲《冬の旅》。
失恋・孤独・絶望、人生の底をさまよう旅人の心の情景を描いた作品です。
長旅の先に見い出される"希望の光"とは。
有名な「菩提樹」を含む全24曲を奧妙なる歌声でお贈りします。

 
Program
F.シューベルト:歌曲集「冬の旅」 D 911
 
◆ Encore
F.シューベルト:ます D550
 
◆ Message
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◆ Interview

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浜離宮朝日ホール通信9-12月号にインタビュー記事掲載中!是非ご覧ください。
取材・文/東端哲也(音楽ライター)
★記事は《こちらをクリック》
 
 
◆ Movie

・シューベルト:歌曲集「冬の旅」D 911より第1曲「おやすみ(Gute Nacht)」
(バリトン:ディートリヒ・ヘンシェル、ピアノ:ショルト・カイノック)
 

・シューベルト:歌曲集「冬の旅」D 911より第5曲「菩提樹(Der Lindenbaum)」
(バリトン:ディートリヒ・ヘンシェル、ピアノ:ショルト・カイノック)


※都合により公演内容は変更となる場合がございます。

チケット価格

● 全席指定:一般 5,800円、U30 2,000円(税込)

チケット申し込み

● 朝日ホール・チケットセンター
03-3267-9990(日・祝除く10:00~18:00)
朝日ホール・チケットセンター
● U30席のWeb購入はこちら
https://asahihall-ticket.jp/entry?user=csas&act=GK1019
● イープラス
https://eplus.jp/sf/detail/3901490001-P0030001P021001?P1=0175
● チケットぴあ(Pコード:247-022)
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2323588

公演に関するお問い合わせ

朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990(日・祝除く10:00-18:00)

※就学前のお子様はご入場いただけません。託児サービスをご利用くださいませ(要予約)。
【託児サービスのご予約】イベント託児・マザーズ:0120-788-222
※U30は公演日当日に満30歳以下である方が対象。
 公演当日、生年月日のわかる身分証(顔写真付き)をご提示の上、座席指定券と交換してご入場ください。
※U30チケットの取扱いは朝日ホール・チケットセンター(電話・WEB)のみ。座席選択は出来ません。

出演者プロフィール

ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン) Dietrich Henschel, Baritone

世界の主要オペラハウスにたびたび招かれ、歌曲、オラトリオ、また幅広いマルチメディアプロジェクトにも取り組む、現代屈指のバリトン歌手。モンテヴェルディから革新的な現代音楽まで幅広いレパートリーを誇る。
 リヨン歌劇場とパリ・シャトレ座の共同制作、ブゾーニ「ファウスト博士」でグラミー賞を獲得し、国際的キャリアをスタート。以来、ヨーロッパの主要歌劇場、ザルツブルク、エクサン・プロヴァンス、フィレンツェなどの音楽祭に出演多数。また現代オペラでも、ペーテル・エトヴェシュ、デトレフ・グラナート、マンフレート・トロヤーン、ペーター・ルジツカ、ハヤ・チェルノヴィンなどの作曲家がヘンシェルに役を書き、初演を行っている。
 カンブルラン、ナガノ、シャイー、ユロフスキなど著名指揮者のもとオーケストラとの共演多数。ガーディナー、ヘレヴェッヘ、アーノンクール、コリン・デイヴィスとは、オラトリオのレコーディングを行っている。近年は歌曲と映像を融合させた舞台にも力を注ぎ、シューベルト「白鳥の歌」舞台版をモネ劇場、アン・デア・ウィーン劇場、ノルウェー・オペラ・ハウス、ベルリン・コーミッシェ・オーパーなどで上演。ヴォルフ「Irrsal-Forbidden Prayers(狂気の−禁じられた祈祷者たち)」プロジェクトは大成功を収め、続くマーラーの「不思議な角笛」でも、デ・ドーレン、BBC交響楽団、モネ劇場などと国際共同プロジェクトを展開し、話題を呼んだ。
 2022/2023シーズンは、モネ劇場にてR.シュトラウス「ばらの騎士」、フィレンツェ市立劇場 にてブゾーニ「ファウスト博士」の新プロダクション、トゥール・オペラ座にてドニゼッティ「リタ」などに出演。またシュトゥットガルト放送交響楽団とマーラー「子供の不思議な角笛」、バレアレス交響楽団とマーラー「大地の歌」、プラハ国立歌劇場とシェーンベルク「グレの歌」、ボン劇場にてシェーンベルク「モーゼとアロン」初のモーゼ役などを予定している。

岡原慎也(ピアノ) Shinya Okahara, Piano

4才よりピアノを始める。東京芸術大学音楽学部付属高校を経て東京芸術大学に入学、在学中より演奏活動を始める。同大学卒業後、ドイツに留学。
ベルリン芸術大学、ミュンヘン音楽大学マスタークラスにおいて研鑽を積み、
FM放送に出演等、ドイツ各地で演奏をする。帰国後、ベートーベンのピアノソナタ全曲演奏や各地でのリサイタル、コンチェルト等で高評を博す一方、シューベルトやヴォルフの歌曲の全曲演奏など、ドイツ歌曲や室内楽のパートナーとしても精力的な活動を展開し、1994年にはヘルマン・プライ、そして95年にはテオ・アダムと共演を果たし、NHK芸術劇場で放映される。1996年にはディートリヒ・ヘンシェルの初来日公演を自らプロデュースし、翌97年のシューベルトイヤー、99年のR.シュトラウスイヤーの全国ツアーを成功させる。その活動は国内のみにとどまらず、チェスキー・クルムロフ音楽祭、リヒャルト・シュトラウス音楽祭、そしてグラン・カナリア音楽祭などに招待され、ソリスト、歌曲のパートナー、室内楽奏者として幅広く活動している。
また、2006年春にはチェコにおいて指揮者としてもデビュー、ウィーンフィルの主力メンバーからなるシュトイデ・カルテットとザルツブルグ、ウィーン、大阪でのツアーも成功させる。また、ヘンシェル、同じくバリトンのシュテファン・ゲンツ、チェコのマルティヌー・カルテットなど、国内外で共演を重ねる海外アーティストも多い。
ヘンシェル、ヘルムート・ドイチュらと隔年で開催する「ドイツ歌曲解釈の夏期講習」はドイツ、オーストリア、日本で計7回開催され、多くの若い音楽家たちが巣立っている。
1993年京都音楽賞、96年大阪文化祭賞本賞、そして2001年には音楽クリティッククラブ賞、2012年には第66回文化庁芸術祭優秀賞を受賞。これまでに20枚以上のCDがリリースされている。現在、大阪音楽大学特別教授および名誉教授。日本ドイツリート協会会長、ポラリス国際音楽祭音楽監督。